Facts about QPBGM / QPBGM の事実あれこれ
「ミリタリー・タンゴ」
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- 「ミリタリー・タンゴ」はQPBGMのテーマ曲として一貫して用いられた。
- QPBGMのテーマとして使われたのは、音色などからアルフレッド・ハウゼ楽団の演奏によるものと思われ、それを否定する意見は聞かれない。
- QPBGMを語る時に欠かせない縁の深い曲、そして日本国内ではQPBGMのお陰で有名になったとも言える曲である。
- 原曲名はTango Militaire(ドイツ語?)。英語ではMilitary Tango。「ミリタリー・タンゴ」は英語表記をそのままカタカナにしたことになる。
「軍事的タンゴ」という意味になる。意訳すれば「軍隊タンゴ」か。
作曲はドイツのエドムンド・ケッチャーEdmund Kötscher(1909-1990)。
なお、musicline.deというサイトで、アルフレッド・ハウゼではなくBerolina Sound Orchestra の演奏を聴く(30秒)ことができます。
エドムンド・ケッチャーの曲ではリヒテンシュタイナ・ポルカLiechtensteiner Polka(1957)が有名である。
Liechtensteiner PolkaのMIDIもある。
一般的には「ミリタリー・タンゴ」の曲名で知られているが、「戦場のタンゴ」という和名もあり、現にその名称で作られたレコードもあった。
演奏は、ハンス・ゲオルク・アルルトと彼の楽団 Hans Georg Arlt & his orchestra。
(写真をクリックすると拡大します。)
投稿者の説明には「キューピー・バックグラウンドミュージックの初代テーマ。 演奏 ハンス・ゲオルク・アルルト楽団」と書かれている。演奏者名のデータはともかく、「初代テーマ」という記述はは誤解を招きやすい。
- 「番組前後に流れるテーマ曲としてではなく、番組中の曲として放送してほしい」という趣旨のリスナーからリクエストにより、曲の最後までを放送したことがあった。このときの曲名は「戦場のタンゴ」だった。(この項目は、Yさんからの2007/2/7付メールによる。)
現在入手できるCDでは、「碧空~アルフレッド・ハウゼ・ベスト・セレクション 」に収録されている。
- YouTubeには、上の2つのほか、Hugo Strasserという人の演奏と思われるもの、フランク・プールセルの演奏がアップロードされている。
- このページ冒頭のYouTubeへのアップロードの他に、アルフレッド・ハウゼ楽団の演奏で、全曲を聴けるページがある。音声ファイルはこちら。
全曲ではないが、アコーディオンの演奏で聞けるサイト(26曲目)もある。(気に入ったら購入を。)
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